乳腺外科
マンモグラフィー、エコー、MRI、PET-CT等を用いた乳がんの早期発見
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概要
乳がんは早期に発見し治療を受ければ、多くの場合は治癒が可能です。当科では、専門医によるマンモグラフィと超音波検査を同時に行い、マンモトームを積極的に活用して、数ミリ以下の微小がん、早期がん、非浸潤がんを数多く発見しています。
大きさが3.0cm以上の乳がんに対しては、抗がん剤を用いた化学療法を手術の前に先行して行う方法や、術後の補助療法としての化学療法、内分泌療法、分子標的治療、放射線療法をそれぞれの乳がんのタイプ別に選択し、タイプにあった治療法を選択しています。
手術にあたってはセンチネルリンパ節を同定し(最初に転移するリンパ節を見つけ出すこと)、リンパ節転移の診断に用いることで乳房とリンパ節の切除範囲を縮小することに努め、患者様のQOL(生活の質)向上につなげています。
対象となる症状
乳房、脇の下などに、しこり、硬い、痛い
変形(ひきつれ、へこみ、陥没、盛り上がり、つり上がり、下垂)、赤み、腫れ、かゆみ、びらん特に乳頭、乳輪 乳頭分泌(特に血性乳汁分泌)
対象疾患
- 乳癌
- 非浸潤癌
- 浸潤癌
- 遺伝性家族性乳癌
- 炎症性乳癌
- パジェット病
- 良性腫瘍
- 乳腺症
- 乳腺炎
- 女性化乳房
- 悪性リンパ腫など
治療法
- 手術:腫瘍摘出術
- 乳腺部分切除術
- 乳腺全摘術(乳房切除術、皮下乳腺全摘術、乳頭乳輪温存乳腺全摘術)
- 診療・予約のお問い合わせ
- 03-6864-0489 電話受付時間:日・祝・年末年始を除く8:30~17:30