理念・メッセージ
当院では、医療は何よりも患者様のための診察、診療でなければならないと考えております。当院では、以下に掲げます「山王病院の理念」をもとに、スタッフ一同、真心をこめて患者様本位の医療サービスをご提供すべく、努力を続けてまいります。
山王病院の理念
- 1.良質な医療をご提供いたします
質の保証は医療において欠くべからざる要素です。
当院では常に最高水準の医療をご提供するように努力いたします。 - 2.患者様の権利を尊重いたします
当院は患者様の尊厳とプライバシーを尊重いたします。
また、患者様の個人情報を厳守いたします。 - 3.患者様に十分なご説明をいたします
患者様の健康状態についてできるだけわかりやすく十分な説明を行い、
納得のいく治療をうけていただけるように努力いたします。 - 4.患者様の選択の自由を尊重いたします
患者様の自己決定権を尊重いたします。十分な情報、知識をご提供し、
患者様が保健サービスに関する選択を自由におこなえるよう努力いたします。 - 5.患者様の生活をお守りいたします
安心して治療に専念いただけるようアメニティに配慮し、
静かで快適な環境をご用意いたします。
病院長メッセージ

前東京大学医学部産婦人科学教室主任教授(兼任)、前東京大学医学部附属病院総合周産期母子医療センター長
公益社団法人日本産科婦人科学会元理事長
病院の役割は、病に苦しんでいる方を病から救い、笑顔を取り戻すお手伝いをすることにあります。当院は、1937年の創設以来、オープンで安心な、思いやりのあるプライベートホスピタルの先駆的な存在としてその歴史を築いてきました。
医療は、体の病を治すだけでなく、病によって傷ついた心も癒すことが重要と考えており、当院では、患者様本位の医療と快適な環境、温かなサービスを提供してまいりました。現在は、順和会として、山王病院・山王バースセンター・山王メディカルセンター、そして2020年8月に新たに開設された赤坂山王メディカルセンターとともに診療を行っています。
当院は、全科をバランスよくそろえた総合的な病院で、各分野で高い専門性を持った医師が多数在籍しており、患者様・クライアントの方々に質の高い医療を提供しています。
2015年には新館を増設し、外来・手術部門ともに充実を図ってまいりました。外来部門では、通常の診療科と女性医療センター、消化器センター、呼吸器センターなどのセンター方式をあわせた特色ある診療を行っています。女性医療センターや消化器センターや呼吸器センター等では、従来の外科・内科という垣根を取り払い、連携して診療を行うことで、患者様本位のチーム医療・チームケアを実現しています。
手術室では、手術支援ロボット「ダビンチ」を導入し、最先端の手術治療を含め、各種内視鏡による低侵襲手術を積極的に行って、多様な手術ニーズに対応しています。
当院は、「お産の山王病院」としても知られており、産科は、当院の長い歴史の中でも伝統と実績を誇る診療科ですが、2015年に新館に新生児集中治療室(NICU)を開設したことにより、さらに安心してご出産いただける環境が整いました。
また、同じ港区内にあるグループ施設の国際医療福祉大学三田病院と連携することで、万全の診療体制を敷いています。
当院では、医療は何よりも患者様のためのものでなければならないと考えています。「山王病院の理念」をもとに、スタッフ一同、真心をこめて患者様の立場に立った医療サービスをご提供すべく努力を続けてまいります。今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。
名誉病院長メッセージ

日頃より山王病院をご利用いただきありがとうございます。2008年より2020年まで病院長を務めました堤治でございます。皆様のお力添えで、12年の間、病院長職を果たせましたことに厚く御礼申し上げます。
2021年1月より、前東京大産婦人科教授である藤井知行病院長が着任し、私は名誉病院長に就任いたしました。病院長は退任いたしましたが、引き続きリプロダクション・婦人科内視鏡治療センターでは、これまで通り、これまで以上に不妊治療を中心とした産婦人科診療に邁進いたしますので今後ともよろしくお願いいたします。
看護部長メッセージ

山王病院は1937年(昭和12年)の開設以来、つねに時代の変化を捉え、患者様に求められる医療サービスの提供に努めてまいりました。また、いつの時代も山王病院看護部がこだわり、護り続けているものが「心のこもった看護」です。患者様が必要とする看護を、身体的な側面、精神的な側面、社会的な側面から創造し、お一人おひとりの気持ちに耳を傾け、心に寄り添った丁寧な看護を実践してまいります。
山王病院を訪れてくださる皆様が、温かい気持ちになり、1日も早く元気を取り戻すことができますことを切に願っております。