高度医療機器

PET-CT

PET-CT

PET-CTは、がん細胞の特性を利用して腫瘍の有無を調べるPET(陽電子放出断層撮影)と、病巣場所を確認するCT(コンピューター断層撮影)による2つの画像を同時に撮影できる装置です。これにより、病気の有無・位置・大きさや、がん細胞の成長・増殖・転移場所や治療効果を1回の全身撮影で見つけることができ、速やかな治療計画に威力を発揮します。

MRI

MRI

MRI(磁器共鳴画像システム)は、磁場と電波を使い、患者様の身体を傷つけることなく全身の臓器や関節、血管などの画像をあらゆる方向から写し出すことができます。放射線による被ばくもなく、身体にやさしい検査です。当院では、1.5テスラと3.0テスラの装置を1台ずつ設置しています。

CT

CT

人体の輪切りの断面画像をコンピューター解析により作成する装置です。鮮明な画像が撮影できるため、臓器や骨の影に隠れた小さな病変も発見しやすく、検査速度が高速であることから、動いている臓器などさまざまな部位に適応します。当院に設置している80列マルチスライスCTは、3次元で情報収集を行い、0.5mm幅で人体の断層画像データを得ることができます。

デジタルマンモグラフィ

デジタルマンモグラフィ

乳房を板で挟み、薄く伸ばした状態で撮影をする乳房専用のX線撮影です。乳がんの可能性がある石灰化の発見にすぐれています。電子画像をコンピューターに直接保存するため、放射線科医が読影する際にソフトウェアを使用し、精度の高い診断を行うことができます。