治療の実際

1)入院期間

膵がんのナノナイフのための入院期間は約2週間が目安です。入院の翌日にナノナイフ治療を行います。治療後の症状によって3週間になることもあります。術後の経過がよければ、治療後およそ10日ほどで退院します。

2)全身麻酔

全身麻酔の元に皮膚の上から電極針を刺して治療する様子
全身麻酔の元に皮膚の上から電極針を刺して治療する様子

ナノナイフ治療は、体表から針を刺す場合と、開腹してがんの部分に直接針をさす場合がありますが、山王病院の膵がんのナノナイフ治療の場合は、開腹せず皮膚の上から、超音波で見ながら針を刺して行く、経皮的治療を行います。
治療は全身麻酔下で行われます。気管にチューブを入れ、麻酔器で人工呼吸を行います。全身麻酔をかけると意識はありませんし、痛さも感じません。
同時に筋弛緩剤を静脈から注射し、筋肉のけいれんが起きないようにします。針と針の間を高圧電流が流れるとき、その一部が全身の筋肉にも流れ、一斉に筋肉の収縮が起きて、けいれんを起こすので、それを防ぐために筋弛緩剤を用います。
筋弛緩剤は短時間で効果がなくなりますので、治療が終わる頃には筋肉は正常にもどっています。

3)治療時間

手術室に入室して、全身麻酔、ナノナイフ治療、麻酔から覚めるまでの時間は2~3時間です。実際にナノナイフ治療を行っている時間は1時間から1時間30分です。

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