眼 科
山王病院の眼科では、白内障手術並びに、屈折矯正手術を専門に行って参ります。屈折矯正手術は近視、遠視、乱視などの視力を回復させる手術で、最近ではスポーツ選手などでこの手術を受ける方が多く、熱い注目を浴びています。 山王病院では最新機器の導入とともに、これまで私たちが開発し、確立をしてきた技法を駆使し、最高レベルの医療を提供して参ります。
山王病院 眼科手術顧問医
清水 公也

山王病院眼科の医療スタッフは、北里大学と密接な協力関係にあり、白内障や屈折矯正手術で豊富な実績をもつチームです。私どもではこれまでに培ってきた技術をもとに、それぞれの患者さんにあった的確な治療、細やかな診療を心がけて参ります。
山王病院 眼科部長
小松 眞理

診察内容
・白内障手術、屈折矯正手術(近視・遠視・乱視)
・視力検査・眼圧測定・細隙灯顕微鏡検査・眼底検査など
・レーザー治療
「目は心の鏡/窓」(孟子7巻15章から)、「目はからだのあかり」(マタイ伝6章22節)などといいますが、目は外界の情報を取り入れる大切な窓でもあります。 物が見える(視覚情報処理)ということは、簡単にいうと次のような仕組みになっています。すなわち、外からの光信号が眼球の光学系(角膜、水晶体、硝子体など)を通って網膜に結像し(ここまではよくカメラにたとえられます)、そこの視細胞で電気信号に変換され、順次情報処理され、視神経などを経て、大脳の視覚中枢へ伝えられて認知されるわけです。その間のいずれの障害も視力異常を招きます。最近見づらくなったという方は、この経路の点検が必要です。 また、上述したような視力の問題だけでなく、目が赤い、乾く、疲れる、涙が出るなど日常気になる症状もあることでしょう。こうしてコンピューター画面を御覧の方にVDT症候群(テクノストレス眼症)という病気もあります。 さらに困ったことに、緑内障や糖尿病網膜症などの初期には自覚症状がないので、ご本人の知らないうちに症状が進んでいるといったことも、しばしば見受けられます。 ご心配な点がありましたら、早めに眼科専門医の診察を受けることをお勧めします。
アルゴンレーザー設備を備えており、緑内障や網膜裂孔・糖尿病網膜症などのレーザー治療も行っております。 メガネも随時受け付けております。どうぞお気軽にご利用ください。

屈折矯正手術について

■屈折矯正手術とは?
近視、遠視、乱視などの屈折異常がある方では、遠くからの光が網膜に焦点を結ぶことができません。普通は眼鏡やコンタクトレンズなどで焦点の位置をずらしますが、これを手術で直すのが屈折矯正手術です。レーザーによる方法、眼の中にレンズを移植する方法、眼の表面に切開をいれる方法などがあります。清水医師のチームでは、1987年から乱視の治療を、また1990年からはエキシマレーザーや切開による近視治療を、また1997年からはLASIKおよび強度近視に対する眼内コンタクトレンズ移植も手がけております。
■PRK、LASIKとは?
波長の短いレーザー光線(エキシマレーザー)を照射して角膜中央を削ってカーブを変えることにより、近視、遠視、乱視をなおすことができます。これがPRK(photorefractive keratectomy)やLASIK(laser in situ keratomileusis)と言われる方法です。なかでもLASIKは、術後にレーザー照射面を保護する蓋にあたる角膜のフラップを作り、その下にレーザー照射をするもので、術後の疼痛が少なく視力回復が早い、中等度以上の近視にも対応できるなどの特徴があります。
■山王病院のLASIKの特徴は?
白内障手術と同様に、屈折矯正手術についても最先端のレーザー装置、検査器械を準備しております。新山王病院では、眼球全体の収差をコンピュータがとらえ、これにあわせた照射を行う機能 (wavefront-guided LASIK)、眼の細かな動きに追従した照射ができる機能 (eye tracking system) など、最新の性能を持つレーザー装置を導入しております。
■LASIK(レーシック)の実際
1.眼球の圧をあげた後、角膜フラップを作ります。 2.角膜フラップを起こします 3.角膜ヘッド上にエキシマレーザーを照射します。 4.洗浄しながらフラップを元の位置に戻します。 5.フラップが自然に接着したことを確認して終了します。

白内障手術について

■白内障とは?
白内障とは、眼の中のレンズ=水晶体に起こった混濁を総称した名称です。原因は外傷、全身疾患に伴うもの、薬剤使用によるものなどありますが、いちばんポピュラーなものは年齢的な変化によるものです。個人差はありますが、年齢を重ねるにつれてどなたにも起こるもので、病気というよりは白髪と一緒であると理解していただければよろしいでしょう。
■白内障の症状は?
症状は初期にはまぶしさや明るい場所での見難さに始まり、進行すれば視力低下、さらには外から瞳が白く見えることもあります。通常はゆっくり進行するものですが、まれには日単位で進行することや、緑内障、眼内の炎症をおこすこともあります。
■白内障の治療は?
現在のところ、確実な治療法は手術です。混濁した水晶体の中身を超音波で砕いて取り除き、かわりの役目をする小さなレンズと置き換えるのが一般的な方法です。近年の手術器械や手術方法の開発により、手術に伴う身体的な負担はたいへん軽くなっています。
■白内障の手術時期は?
手術の時期は、患者様ご自身が不自由と感じられた時期であり、職業や趣味などによっても異なります。ゴルフをなさる方や、車の運転をよくなさる方などは、早めに手術を受けていらっしゃいます。
■山王病院での白内障手術の特徴は?
現手術に必要な切開はひとつだけ、その大きさは2.6−2.8mmで、ここからすべての手術操作を行います。麻酔は点眼薬を中心とした局所麻酔を使用し、術中術後の点滴などの投薬も最小限にとどめることにより、患者様の眼に対するご負担だけでなく、身体的、精神的なご負担をできるだけ軽くしております。また、白内障手術と同時に遠視、近視、乱視も直すことができます。
■入院は必要ですか?
手術は入院でも外来通院でも受けていただくことができます。入院期間は片眼手術では2−3日間、両眼の3−5日間が一般的です。全身的な合併症のない白内障で、ご自宅が近く、どなたか付き添っていただける等の条件が許せば日帰りでの手術も受けていただくことができます。

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