検索結果

山王病院

〒107-0052
東京都港区赤坂 8-10-16

TEL:03-3402-3151(代表)

お問い合わせ よくあるご質問
国際医療福祉大学
看護職員募集のご案内
山王メディカルセンター

HOME > お知らせ一覧 > がん局所療法センターを開設しました

[2016年04月1日]がん局所療法センターを開設しました

2016年4月、森安 史典医師をセンター長に迎え、「ナノナイフ」治療をはじめとした低侵襲のがん治療を行う「がん局所療法センター」を開設しました


当院は、消化器疾患、特に肝胆膵の腫瘍性疾患の診断と治療を専門とし、長年低侵襲治療を研究している森安史典医師(前東京医科大学臨床医学系消化器内科学主任教授)をセンター長に迎え、「がん局所療法センター」を開設しました。当センターでは、ナノナイフを使用したすい臓がん・肝臓がんの局所治療のほか、肝臓がんに対するラジオ波焼灼療法(RFA)など患者様の身体に負担の少ない低侵襲のがん治療を行います。
ナノナイフ治療は、これまで治療が困難とされていた切除不能な局所進行すい臓がんに対し、大きな効果が認められています。国内でナノナイフによるがん治療を行える医療機関は東京医科大学のみでしたが、このたび当院にて治療を開始します。
ラジオ波焼灼療法(RFA)は、超音波で観察しながら、太さ直径1.5ミリほどの電極針をがんの中心に挿入しラジオ波という電流を通電させ、針の周囲に熱を発生させてがんを壊死させる手術です。保険適応手術として認められ、肝臓がんに対する標準的な治療として位置づけられています。

ナノナイフによるすい臓がん手術

すい臓は太い血管に囲まれた臓器で、これらの血管にがんがからみつくと手術でがんを取り除くことが難しくなります。すい臓がんのナノナイフ治療の適応は、遠隔転移や腹膜への拡がりがない「切除不能の局所進行すい臓がん(ステージⅣa)」です。ナノナイフ治療は2~6本の針をがんを取り囲むように刺し、針と針の間に3,000ボルトの高電圧で1万分の1秒の短時間のパルス電流を流します。がん細胞に小さな穴を開け壊死させることで、血管を傷つけることなくがんを死滅・縮小することができる治療法です。当院では、開腹せず皮膚の上から超音波で観察しながら針を刺して行うため、出血や身体への負担が少ない低侵襲手術が可能です。


ナノナイフ治療の適応について

膵がんのナノナイフ治療の適応は、遠隔転移や腹膜播種(内臓を覆っている腹膜に転移して、お腹全体に癌が拡がる状態)の無い「切除不能の局所進行膵がん」です。手術で切除(取り除くこと)はできないが、膵臓の中とその周りにとどまっている膵がん(局所進行膵がん)がナノナイフの適応になります。日本のステージ分類でいう、ステージⅣaが治療の対象です。
肝臓や肺などの、膵臓以外の臓器や、膵臓から離れた場所のリンパ節に転移がある場合がステージⅣbです。ステージⅣbの膵がんに対して、膵がんにナノナイフを行っても、転移したがんには効果が無いので、よい適応ではありません。しかしこれらの転移病巣が小さく、膵臓のがんを治療することによって、元気で長く生きられることが予想される場合には、ナノナイフの適応になることがあります。
詳細は、山王病院 がん局所療法センター「膵がんのナノナイフ治療」 をご覧ください。


ご予約~初診までの流れ

予約

森安医師の外来は完全予約制です。
現在ご受診の主治医の先生より紹介状を発行していただき、下記電話番号にて森安医師の初診予約をお取りください


初診

医師の診察の結果ナノナイフ手術の適応となりましたら、同日に各種検査を行う場合がございます。
その際、検査が終了するまでには、午前の外来では夕方まで、午後の外来では夜間までかかることがございますので、遠方からご受診される患者様は、その点をご了承の上、ご準備いただけますようお願いいたします。


森安医師によるナノナイフ外来開設日

火・木曜日(予約制)


ご予約・お問合わせ

がん局所療法センターやナノナイフ治療に関するご予約・お問い合わせは、お電話でお願いいたします。

電話:03-3402-3151(代表)  受付時間:月~土 8:30~17:30

参考資料